ファスティングをやりすぎると筋肉が衰えるってホント?

食事制限といえばファスティング。ダイエットの王道ルールに食事制限に加えて筋トレと有酸素運動を行えば落ちにくい皮下脂肪も落ちると言われています。ですからファスティングに加えて筋トレと有酸素運動を取り入れている人は多いのではないでしょうか。今回はファスティングをすると筋肉が衰えるとの噂を聞き、ファスティング中に筋肉を鍛えてもいいのかなどを調べてみました。皮下脂肪は筋肉を増やして代謝を上げなければ落ちないし、余計なものを食べないほうがいいのでは?さて真相はいかに。

 

■ファスティングする目的は内臓を休ませるため
結論からいってしまえば、食事制限とファスティングの目的が違います。食事制限は食べ過ぎてしまう間食や規定のカロリーをはるかに超えた余分な食べ物を制限し、体に合った
食事リズムを作ることです。一方のファスティングをする理由は使いすぎた臓器を食事を
規定の量より少なくすることで休ませてあげることです。

 

私たちの胃を始め腸、膵臓、肝臓、心臓、脳、筋肉はすべて血管で繋がれ休むことなく働らいています。消化されたものは栄養となり体中に運ばれますが、多すぎる栄養は血管に脂肪として残りやがて内臓脂肪や皮下脂肪になっていきます。

 

このフル稼働している臓器たちを適当に休ませて、通常営業に戻すのがファスティングの目的です。感じられる効果としてはお通じがよくなり、味覚や聴覚、視覚が回復し、血液の廻りがよくなるなどです。

 

ダイエットのプランや目標体重がどのくらいかによって、食事制限や運動量の差がでますが、このブログで推奨しているのは3食のうち1食を青汁に置き換える方法です。

 

・食事制限…適正摂取カロリーの食事を食べる。余計なものは食べない。
・ファスティング…内臓を休ませるため1食〜3食を数日間減らす。

 

こうして見てみると、ファスティングは規定のカロリーより少ないことが分かります。

 

■ファスティング中に運動をすると筋肉は細くなる!

 

ここで本題に入りますが、ファスティング中は「普段生活に必要なカロリー量さえ補えない」中「筋肉を増強させるだけの栄養はどこから補える」のでしょうか。どう考えてみてもファスティング中にはそんな栄養ないわけでして、一体いつからそんな無茶なダイエットが広く周知されるようになったのか疑問に思うわけです。

 

★筋肉を作り出すための+αの栄養が必要です!

 

それでは、筋トレをした場合に必要なカロリー量はどのくらいになるのでしょうか?
厚生労働省がどのくらい運動していてまたどのくらいカロリーが必要なのかを数値化した「生活活動強度」という方法で計算できます。

 

1. 低い 大部分は座って過ごし、買い物や散歩などの家事など基礎代謝 x 1.2
2. やや低い 通勤や仕事などで2時間以上動き、立位での時間が多いや、大部分は座位でのデスクワークなど 基礎代謝 x 1.375
3. 適度 1日1時間の歩行やサイクリングもしくは比較的強い身体活動を行っている。x 1.725
4. 高い 1日1時間は激しい運動、肉体労働などx 1.9

 

 

この数字を基礎代謝に掛ければ必要な消費カロリーが出てきます。20-30代の女性の消費カロリーは1200ほどですので、1日1時間ほどの運動(筋トレ)を行うと2100キロカロリー必要になります。

 

ファスティング中は1日1000キロカロリーほどが摂取目安ですから、明らかに足りません。筋肉を育てる目的で運動するのなら寧ろ他のダイエットをしたほうが効果的といえます。ファスティング中に筋トレすると栄養が足りずに筋肉が衰えやすくなる。というのはこのような理由がありました。